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2022年度

 

 

日本化学会年会に参加しました

日本化学会第103春季年会(2023)にて当研究室の学生が研究発表を行いました。​

  • 会期:2023年3月22日(水)~25日(土)

  • 会場:東京理科大学野田キャンパス

専門図書「Chalcogen Chemistry: Fundamentals and Applications」の一章を担当し、寄稿しました。(Editors: Vito Lippolis, Claudio Santi, Eder J. Lenardão, Antonio L. Braga, RSC publishing) に​荒井講師が寄稿しました。タイトルは「Small Organoselenium Catalysts as a Potential Manipulator for Redox Homeostasis and Proteostasis」(Chapter 25)で、低分子有機セレン化合物による試験管内・細胞内の酸化還元恒常性ならびにタンパク質品質管理機構の人工制御の可能性を論じた一章となります。本誌はRSCホームページより購入可能です。

DOI: 10.1039/BK9781839167386-0064 (2023​年2月)

総説がMetallomics Research誌に受理されました。総説「Redox Chemistry of Selenols and Diselenides as Potential Manipulators for Structural Maturation of Peptides and Proteins」​をMetallomics Research に寄稿しました。生合成されたポリペプチド鎖は、システイン残基間のジスルフィド結合を獲得しながら固有の三次元立体構造を獲得することで、「タンパク質」としての本来の機能を発揮することができます。この総説では、ジセレニド結合の酸化還元反応に焦点を当てた、タンパク質の立体構造制御方法に関する歴史、最新知見を概説するとともに、今後の関連分野の展望について議論しております。オープンアクセスでどなたでもご一読可能です。(2022年12月)

 

ブラジルで開催された2件の国際会議に参加しました。

​ブラジルで開催された以下2件の国際会議に参加しました。① 10th Workshop of SeS Redox and Catalysis (in Niterói – state of Rio de Janeiro)② 15th International Conference on the Chemistry of Selenium and Tellurium (in Florianópolis)国際会議①では研究員の佐藤氏が、当研究室で得られた成果をポスターならびに口頭にて発表を行いました。国際会議②では荒井講師が招待講演(Title: Aliphatic Diselenides as a Potential Manipulator for Proteostasis)を行いました。

 

総説がMetallomics Research誌に受理されました。

総説「Redox Chemistry of Selenols and Diselenides as Potential Manipulators for Structural Maturation of Peptides and Proteins」​をMetallomics Research に寄稿しました。生合成されたポリペプチド鎖は、システイン残基間のジスルフィド結合を獲得しながら固有の三次元立体構造を獲得することで、「タンパク質」としての本来の機能を発揮することができます。この総説では、ジセレニド結合の酸化還元反応に焦点を当てた、タンパク質の立体構造制御方法に関する歴史、最新知見を概説するとともに、今後の関連分野の展望について議論しております。オープンアクセスでどなたでもご一読可能です。

我々の研究成果がChemistry-A European JournalHot Paperとして受理されました。

研究論文「Modeling Type-1 Iodothyronine Deiodinase with Peptide-Based Aliphatic Diselenides: Potential Role of Highly Conserved His and Cys Residues as a General Acid Catalyst.」​がChemistry-A European Journal にHot Paperとして受理されました。Hot Paperは、発展が目覚ましい研究分野において、特に高い関心を集めそうな重要論文を本誌編集員が選出するものです。

DOI: 10.1002/chem.202202387

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