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過去のニュース:

総説がMetallomics Research誌に受理されました。
総説「Redox Chemistry of Selenols and Diselenides as Potential Manipulators for Structural Maturation of Peptides and Proteins」​をMetallomics Research に寄稿しました。
生合成されたポリペプチド鎖は、システイン残基間のジスルフィド結合を獲得しながら固有の三次元立体構造を獲得することで、「タンパク質」としての本来の機能を発揮することができます。この総説では、ジセレニド結合の酸化還元反応に焦点を当てた、タンパク質の立体構造制御方法に関する歴史、最新知見を概説するとともに、今後の関連分野の展望について議論しております。オープンアクセスでどなたでもご一読可能です。

我々の研究成果がChemistry-A European JournalHot Paperとして受理されました。

研究論文「Modeling Type-1 Iodothyronine Deiodinase with Peptide-Based Aliphatic Diselenides: Potential Role of Highly Conserved His and Cys Residues as a General Acid Catalyst.」​がChemistry-A European Journal にHot Paperとして受理されました。Hot Paperは、発展が目覚ましい研究分野において、特に高い関心を集めそうな重要論文を本誌編集員が選出するものです。

DOI: 10.1002/chem.202202387

 

第17回 東海大学総合医学研究所研修会に参加しました。
2021年11月27日、東海大学伊勢原校舎にて開催され、荒井が「セレン化学を利用したタンパク質の立体構造制御」というタイトルで講演を行いました。また、ショートプレゼンテーション アワードに当研究室の三神瑠美さん(M1)が選出されました。おめでとうございます!大学ホームページへは、こちらのリンクをクリック!
(2021年12月)

大学院生の研究成果に関する記事が「東海大学キャンパスニュース」に取り上げられました。

大学院生が執筆した学術論文に関するインタビュー記事が『東海大学キャンパスニュース』に掲載されました。

詳細はリンクをクリックしてください。(2021年11月)

 

我々の論文記事(​DOI: 10.1002/cbic.202100394)が雑誌の表紙を飾りました!

研究論文「S-Denitrosylase-like Activity of Cyclic Diselenides Conjugated with Xaa-His Dipeptide: Role of Proline Spacer as a Key Activity Booster」を象徴するグラフィックが雑誌の表紙(Front cover)を飾りました!(2021年10月)Cover DOI: 10.1002/cbic.202100558

 

当研究室の研究成果をBiologyに寄稿し受理されました。
当研究室の大学院生(M1:三神瑠美さん)および塚越俊介さん(2020年3月卒業、修士)の寄稿論文「Abnormal Enhancement of Protein Disulfide Isomerase-like Activity of a Cyclic Diselenide Conjugated with a Basic Amino Acid by Inserting a Glycine Spacer」​がBiology (MDPI: IF = 5.079 [2020])に受理されました。(2021年10月)​DOI: 10.3390/biology10111090

大学院生の学術論文がChemBioChemに受理されました。

当研究室の大学院生(M1:三神瑠美さん)の研究論文「S-Denitrosylase-like Activity of Cyclic Diselenides Conjugated with Xaa-His Dipeptide: Role of Proline Spacer as a Key Activity Booster」​がChemBioChem (Wily)に受理されました。​DOI: 10.1002/cbic.202100394

 

 当研究室の研究成果がBioorganic & Medicinal Chemistryに受理されました。

 

研究論文「Glutathione peroxidase-like functions of 1,2-diselenane-4,5-diol and its amphiphilic derivatives: Switchable catalytic cycles depending on peroxide substrates」​がBioorganic & Medicinal Chemistry (Elsevier)に受理されました。(2020年11月)

​DOI: 10.1016/j.bmc.2020.115866

 

我々の論文記事(DOI: 10.1002/asia.202000682)が雑誌の表紙を飾りました!

研究論文「Basic Amino Acid Conjugates of 1,2-Diselenan-4-amine with Protein Disulfide Isomerase-like Functions as a Manipulator of Protein Quality Control」(Chem Asian J. 2020, 15, 2646–2652)を象徴するグラフィックが雑誌の表紙を飾りました!(2020年8月)

 

当研究室の研究成果がChemistry-An Asian JournalにV.I.P.として受理されました。

当研究室を卒業した塚越俊介さん  (2020年3月卒業、修士)および三神瑠美さん (B4)の研究論文「Basic amino acid conjugates of 1,2‐diselenan‐4‐amine with protein disulfide isomerase‐like functions as a manipulator of protein quality control」​がChemistry-An Asian Journal (Wily)にV.I.P.(Very Important Paper)として受理されました。(2020年7月)

​DOI: 10.1002/asia.202000682

 

我々の論文記事(DOI: org/10.1002/chem.201902230)が雑誌のCoverを飾りました!

研究論文「Modeling Thioredoxin Reductase-like Activity Using Cyclic Selenenyl Sulfides: Participation of an NH...Se Hydrogen Bond through Stabilization of the Mixed Se–S Intermediate」(Chem.Eur.J.2019,25,12751–12760)を象徴するグラフィックが雑誌の表紙を飾りました!(2019年7月)

 

我々の論文記事(DOI: 10.1039/C9CY00562E)が雑誌の裏表紙絵を飾りました!
研究論文「Cyclic telluride reagents with remarkable glutathione peroxidase-like activity for purification-free synthesis of highly pure organodisulfides」(Catal. Sci. Technol., 2019, 9, 3647–3655)を象徴するグラフィックが雑誌の裏表紙を飾りました!(2019年7月)

当研究室の研究成果がChemistry-A European Journalに受理されました。
荒井講師と岩岡道夫先生(東海大・理化)が主導した研究論文Modeling Thioredoxin Reductase-like Activity Using Cyclic Selenenyl Sulfides: Participation of an NH...Se Hydrogen Bond through Stabilization of the Mixed Se–S Intermediate」がChemistry European Journal に受理されました。本成果はGovindasamy Mugesh先生(IISc, India)との共同研究によるものです。(2019年6月)

8th Workshop of the SeS Redox & Catalysis Networkにて招待講演を行いました。 
​2019年5月30日~6月1日の日程でイタリア、ペルージャで開催された8th International Workshop of the SeS Redox & Catalysis Network (WSeS-8)にて荒井堅太講師が招待講演を行いました。
Title: Synthesis and applications of water-soluble organochalcogen compounds as an oxidoreductase mimic
講演日:2019年5月31日

当研究室の研究成果がCatalysis Science & Technologyに受理されました。

当研究室を卒業した大坂 侑意さん  (2019年3月卒業、修士)、羽田 将弘さん (2019年3月卒業、学士)佐藤 友海さん (2019年3月卒業、学士)が主導した研究論文「Cyclic telluride reagents with remarkable glutathione peroxidase-like activity for purification-free synthesis of highly pure organodisulfides」がCatalysis Science & Technology (Royal Society of Chemistry)に受理されました。この論文では、当研究室で合成した環状テルリド化合物が抗酸化酵素であるグルタチオンペルオキシダーゼ様の活性を示すことを明らかにしました。さらにこれらの触媒とマイクロフロー法を組み合わせ、有機チオール(RSH)をジスルフィド(RSSR)へと迅速かつ定量的に変換する手法を開発しました。(2019年5月)

​DOI: 10.1039/C9CY00562E

 

インスリンのフォールディングに関する解説記事が薬学会誌「ファルマシア」に掲載されました。

Communications Chemistryに掲載された論文の解説記事「インスリンの高次構造形成過程の解明-インスリン製剤の簡便な化学合成への展開」​が薬学会誌 ファルマシアに掲載されました

VII ESSeTE & 7th WSeS にて招待講演を行いました。

​2018年9月3日~6日の日程でブラジル、サンタマリアで開催されたVII Meeting on Sulfur, Selenium and Tellurium and Workshop of the SeS Redox & Catalysis Networkにて招待講演を行いました。

Title: Bio-redox regulation by small molecular diselenide and selenenyl sulfide compounds

講演日:2018年9月5日

研究成果がCommunications Chemistry (Nature Research)に受理されました。

荒井講師と岩岡道夫先生(東海大・理化)が主導した研究論文「Characterization and Optimization of Two-Chain Folding Pathways of Insulin via Native Chain Assembly」がCommunications Chemistry (Nature Research)に受理されました。本成果は北条裕信教授(阪大・蛋白研)と稲葉謙次教授(東北大・多元研)との共同研究によるものです。

研究グループは、インスリンを構成する 2 本の異なるポリペプチド鎖(A 鎖および B鎖)が水溶液中で自己組織化してインスリンの構造を獲得するメカニズムの全容を解明しました。さらに、その知見をもとに A 鎖および B 鎖を水溶液中で混合するだけで、目的のインスリンを得る簡便なインスリン合成法も開発。化学合成技術を基盤とした新しいインスリン製剤技術としての応用が期待されます。

「Communications Chemistry」電子版はこちら

(2018年5月)

大阪大学蛋白質研究所セミナーにて招待講演を行いました。
大阪大学蛋白質研究所セミナー:カルコゲン・ヘテロ元素を含む生体分子の化学(2017年11月1日)にて、荒井堅太講師が招待講演を行いました。御来聴いただきまして誠に有難うございました。
Title: 含セレン有機化合物によるタンパク質の酸化的フォールディング反応の制御

第5回内分泌代謝懇話会(信州大学 医学部)にて招待講演を行いました。
信州大学医学部で開かれた第5回内分泌代謝懇話会(2017年10月11日)にて、荒井堅太講師が招待講演を行いました。普段とは異なるフィールドにて、大変刺激的で有用なご意見をたくさん頂きました。御来聴いただきまして誠に有難うございました。
Title: インスリンとセレノインスリンの全合成と生物活性

Protein Society's 31st Annual Symposiumで若手招待講演を行いました。
カナダ(モントリオール)で開かれたProtein Society's 31st Annual Symposium(2017年7月24日)にて、荒井堅太講師が若手招待講演を行いました。たくさんの御来聴、誠に有難うございました。
Title: Organoselenium compounds: A new class of an oxidative folding reagent

「セレン原子が切り開く、インスリン化学合成と機能の向上を目指した新しい道筋」
この度、academist journalにて、論文「Preparation of Selenoinsulin as a Long-Lasting Insulin Analogue」(Angew. Chem. Int. Ed., Volume 56, Issue 20, May 8, 2017, Pages 5522–5526)の解説記事を公開しております。
詳細はこちらのWebsite(日本語サイト)をご覧ください。

セレノインスリンの合成と機能評価に関する研究成果が「医療NEWS」「東海大学ホームページ」にて紹介されました。
詳細はこちら医療NEWS東海大学ホームページ)をご覧ください。
プレスリリース記事はこちら(日経バイオテクONLINE日経新聞電子版日本の研究.com)からご覧いただけます。

東海大学(理・化)、東北大学(多元研)、大阪大学(蛋白研)の3グループの共同研究成果がAngew. Chem. Int. Ed.に掲載されました。
荒井(東海大)、武居氏(阪大)、奥村氏(東北大)、渡部氏(東北大)の4名を筆頭著者とする論文「Preparation of Selenoinsulin as a Long-Lasting Insulin Analog」 がAngwe. Chem. Int. Edに受理されました。インスリンがもつジスルフィド(SS)結合の一つをジセレニド(SeSe)結合に置換した新しい"セレノインスリン"を化学合成することに成功し、その生物活性と立体構造を解明しました。このセレノインスリンは野生型インスリンと同等の生理活性をもつ一方で、インスリン分解酵素(IDE)に対し顕著な耐性を示すことから、体内で長時間効き目が持続する新規インスリン製剤としての応用が期待できます。
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DOI: 10.1002/anie.201701654
https://doi.org/10.1002/anie.201701654
(2017年4月)

 

研究成果がMoluculesに掲載されました。
我々の論文が国際科学誌、Molecules (MDPI)に掲載されました。タイトルは「Glutathione Peroxidase-Like Activity of Amino-SubstitutedWater-Soluble Cyclic Selenides: A Shift of the Major Catalytic Cycle in Methanol」で、水溶性セレニド化合物のGPx様触媒活性の発現メカニズムについて解明しました。本成果は岩岡道夫教授(理学部化学科)との共同研究によるものです。こちらからFull text(open access)をご覧になれます。DOI:10.3390/molecules22030354
(2017年3月)

荒井堅太助教がCurrent Green Chemistry (Bentham Science Publishers)のEditorial Board Memberに選出されました。

荒井助教が国際誌、Current Green Chemistry の編集委員メンバーに選出されました。詳細はWebsiteをご覧ください。(2017年2月)

5th Workshop of SeS Redox and Catalysis (WSeS) で荒井助教がポスター賞を受賞しました。

当研究室の荒井堅太が5th Workshop of SeS Redox and Catalysis にてポスター賞、Bentham Current Green Chemistry Awardを受賞いたしました。発表タイトルは「Novel selenium-containing cyclic compounds as an oxidative protein folding reagent」で、当研究室にて合成された新規水溶性環状セレン化合物のタンパク質フォールディング反応への応用やそれにおける反応機構について発表しました。多くの方から質問や貴重なご助言を頂き、有意義な議論を交わすことができました。これを励みに研究室一同さらなる発展を目指して頑張ります!!

(2016年5月)

東海大学で5th Workshop of SeS Redox and Catalysis (WSeS) が開催されました。

セレン、硫黄の触媒化学のワークショップが2016年5月21日に東海大学18号館サイエンスフォーラムにて開催されました。各国の著名研究者、若手研究者、学生が活発な議論を交わしました。ご参加下さりました国内外の皆様誠に有難うございました。また、本会世話人の岩岡道夫教授(理学部化学科)、お手伝いしてくれた学生の皆様に心より感謝いたします。(2016年5月)

 

当研究室の論文がJournal of Organic Chemistryに掲載されました。

我々の論文、"Effects of Ring Size and Polar Functional Groups on the Glutathione Peroxidase-Like Antioxidant Activity of Water-Soluble Cyclic Selenides"がJOCに掲載されました。 本成果は、岩岡道夫教授(理学部化学科)との共同研究によるものです。

DOI: 10.1021/acs.joc.5b00544

(2015年10月)

当研究室から発表した論文がCHEMISTRY-AN ASIAN JOURNALに掲載され、本誌の背表紙絵に採択されました。
生合成された新生タンパク質は固有の三次元立体構造に折れたたまる(フォールディングする)ことで生理活性を発現します。このタンパク質フォールディングでは、ペプチド鎖のコンフォメーション変化だけでなく二つのシステイン残基間でのジスルフィド(SS)結合形成反応が伴います。本研究では変性-還元タンパク質の疎水領域と親和性を示し、かつ過酸化水素の存在下で触媒的にタンパク質SS形成反応を促す両親媒性セレニド化合物を合成しました。この両親媒性化合物は小胞体内の新生タンパク質の酸化フォールディングを促すProtein Disulfide Isomerase (PDI) と有害な活性酸素種の除去を促すGlutathioneperoxidase 7 (GPx7)の両機能を併せ持つことが明らかとなりました。水溶性セレニドと疎水性アルキル鎖のコンビネーションはフォールディング病や抗酸化療法のための薬物デザインへの有益な構造モチーフとなりうると期待されます。本成果は、岩岡道夫教授(理学部化学科)との共同研究によるものです。
DOI: 10.1002/asia.201402726
(2015年10月)

2014年4月より荒井研究室がスタートしました 本研究室は2014年より開設された新しい研究室です。学生さんの参加お待ちしています!(2014年 4月)

(DOI: 10.1002/asia.201402726)

我々の研究成果がChemistry-A European JournalHot Paperとして受理されました。

研究論文「Modeling Type-1 Iodothyronine Deiodinase with Peptide-Based Aliphatic Diselenides: Potential Role of Highly Conserved His and Cys Residues as a General Acid Catalyst.」​がChemistry-A European Journal にHot Paperとして受理されました。Hot Paperは、発展が目覚ましい研究分野において、特に高い関心を集めそうな重要論文を本誌編集員が選出するものです。

DOI: 10.1002/chem.202202387

 

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